自分にとって価値のある学習をすること。
もし、あなたが教師ならば、教師としてどう教えればいいかの本を読む。
自分の職業、仕事に役立つ学習をする。
その総量があなたの実力となる。
いろんなことを全部を知る必要なんてない。
自分に必要なことだけを学習する。
それに費やした総量が、あなたの能力となる。
それはなにも、その道一筋にやれということではない。
ひとつの道でマスターとなるのは至難の業。
同じようにその道一筋でやっている人は他にもいる。
そのなかで抜きんでるのは本当に大変なことだ。
凡人な私には、凡人のやり方がある。
それは、60点で複数の収入源をつくることだ。
これとて、同じ理屈。
やっていることを学習すること。
ずっとひとつのことをやるのか、複数のことをやるのか、その違いだけだ。
複数やるほうが大変だと思うかもしれない。
実際は、その反対だ。
0点~60点までは、大抵の人は行ける領域。
その後、続けていれば、80点まで行ける。
一番大変なのは、80点から100点に向かう領域だ。
そこが、達人になるための大事なポイントだ。
それを目指すと、どんどん挫折する人たちがでて、残りの一握りの人だけが成功者となれる世界だ。
もちろん、あなたが、ひとつにことにしか眼中になく、それしかあり得ないと思える何かがあるのなら、成功しようが失敗しようが賭けてみるのもいいかもしれない。
ただ、わたしが目指しているのは、凡人が幸せに生きる方法だ。
特別な人だけが幸せになれる社会なら、この世界は寂しすぎる。
凡人が幸せになるために、複数の収入源をつくる。複数の価値基準をつくる。複数の幸せをつくる。
そのために何をするかが大切だと考えている。
時間は限られている。
息抜きとして、娯楽として、小説を読むのはいいが、あなたの生業の学習をせず、小説ばかりを読んでいるとしたらそれは愚かなことだ。
自分の収入となる仕事について勉強することは当たり前のこと。
だが、どれだけの人がそうしているのだろうか?